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    ノルマンデー上陸作戦の考察プロローグルントシュテット(西方総軍総司令官)ロンメル(西方総軍B軍総司令官)この二人の司令官は当初はカレー上陸を信じていた。ヒットラーも国防軍最高司令部もカレー上陸を信じていた。何故なら連合軍の諜報機関がその総力を挙げた、ノルマンデーからドイツ軍の目をそらす欺瞞作戦が功を奏したからである。この熾烈な欺瞞工作の詳細は多くの書物になり、映画の名作「針の目」にもなっている。(ヒット...
  • 敵は、本能寺 (第一部) 誤解されている信長の最後 誤解されている信長の最後
    敵は、本能寺 (第一部) 誤解されている信長の最後   敵は、本能寺 誤解されている信長の最後 天正十年六月二日。おれは、まだぐっすり瞑って居るところを、「ご謀叛にござりまする」と起された。 「この本能寺へ‥‥して、何奴が押しかけて来たぞ」はい、白紙の四手(しで)しないの馬じるし。紋は桔梗‥‥明智惟任(これとう)日向守光秀と見うけます」  小姓薄田余五郎が、うわずった声で告げた。 「そうか。表御堂(み...
  • 日本の鬼の真実 奇怪なり「ねぶた祭」 ねぶた祭りとなまはげ祭の由来
    日本の鬼の真実 奇怪なり「ねぶた祭」ねぶた祭りとなまはげ祭の由来かつて立春が1年の初めと考えられていたころ、その前日の節分は大みそかに位置づけられていた。「鬼やらい」と称して豆をまき、邪気を払う行事が御所でも行われていたという。近世の封建的社会体制確立の中で古代的・宗教的権威に依拠する者の衰亡する運命」(「鬼の研究」)に在る。つまりは、古くさいものへの侮蔑であろう。そして「本当に鬼は滅びきった...

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布衣草莽

このブログの全ての記事は、俗説、通説とは大きく違う。だからこれを「信じられぬ歴史」とし、俗説、通説を天壌無窮のものとするのは自由である。
しかし、調べられる限りの史料、資料を読み解き、出典文献、確定史料は全てあげているばかりでなく、原文その儘を誤解のないよう引用している箇所もある。
だから、もし意外性に驚かれても、疑問をもたれる向きは、どれでも抜き取りで参考資料とつき合わせて確かめて頂きたい。
つまり、これは本当は意外史でも何でもなく、此方のほうこそ正しい真実を徹底的に調べ上げているのである。どうか安心して読んで頂きい。