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  • 天下の豪傑 藤堂高虎
    天下の豪傑 藤堂高虎                                                                (長編なれど面白く書いてます)講談や大...
  • 真説 石田三成
      真説 石田三成                                      (NHK放映「真田丸」では、石田三成が登場し、好意的に描かれている。しかし徳川体制では「権現様に敵対したふとどきな奴」という観点から、三成の評判は悪い。だが豊臣...
  • 御歳暮 中元 贈り物社会日本 音物問答
     御歳暮 中元 贈り物社会日本 音物問答        日本では、やくざが他を訪れるとき、形式だけでも手拭を包んで持って行ったり、武士が他を訪れるときは先ず持参の色代を式台に置くという慣わしがあった。これは江戸時代に収賄が一般化しだしたゆえ、今ではごっちゃにされてしまっている。  つまり歳暮は、その年いっぱいの挨拶であるが、中元はとなると、全くその起源も判らなくなっている。 百科事典を見ると、...
  • 琉球哀歌 尊王攘夷は沖縄製 沖縄首里城消失を悼む
           琉球哀歌  尊王攘夷は沖縄製  沖縄首里城消失を悼む今回焼けた首里城は、明治政府による琉球処分までの450年間は、琉球王朝の居城である。海外交易の輪を広げて発展した王国の拠点らしく、城と言うよりは宮殿に近い。琉球処分以降、沖縄の受難の歩みを象徴し、沖縄戦で運命を共にしたと言えようその正殿をはじめ、首里城の主要施設が、31日未明の出火で全焼した。なすすべもなく見守る住民の「ただ...
  •  坂上田村麻呂 
     坂上田村麻呂 坂上 田村麻呂(さかのうえ の たむらまろ)は、平安時代の公卿、武官。名は田村麿とも書く。姓は忌寸のち大忌寸、大宿禰。父は左京大夫・坂上苅田麻呂。官位は大納言正三位兼右近衛大将兵部卿。勲二等。贈従二位。 忠臣として名高く、桓武天皇に重用されて、軍事と造作を支えた一人であり、桓武朝では二度にわたり征夷大将軍を勤める。蝦夷征討に功績を残し、薬子の変では大納言へ昇進して政変を鎮圧するなど活躍...
  •  堺人はどこから来たのか 
     堺人はどこから来たのか  NHKの大河ドラマ「黄金の日々」では、堺が出てきて、近代的自由都市として放映していた。しかしこれは間違いである。実際は、明治になるまでここは、摂津、河内、泉州を含む地域で徳川幕府の直轄領だった。しかし堺だけはエビス島と呼ばれ、隔離されていた特殊な町だったのである。織田信長の頃は、ここに宮内卿法印の官位を持つ信長の家臣、松井有閑が奉行を務めていた。堺は西南からの黒潮が突き当...
  • ことわざから見える日本史の真実 「鉢合わせ」ヤクザの仁義は「神祇」が正しい
               ことわざから判る日本史             「鉢合せ」   この言葉は現在は、ばったり味方や仲間同士が逢ったり、暗闇でばったり突き当たったりする表現に何気なく使われているが、実際の意味は全く違う。  日本語の漢字は昭和の初め頃までは、当て字は当たり前だったから、  (夏目漱石...

プロフィール

布衣草莽

このブログの全ての記事は、俗説、通説とは大きく違う。だからこれを「信じられぬ歴史」とし、俗説、通説を天壌無窮のものとするのは自由である。
しかし、調べられる限りの史料、資料を読み解き、出典文献、確定史料は全てあげているばかりでなく、原文その儘を誤解のないよう引用している箇所もある。
だから、もし意外性に驚かれても、疑問をもたれる向きは、どれでも抜き取りで参考資料とつき合わせて確かめて頂きたい。
つまり、これは本当は意外史でも何でもなく、此方のほうこそ正しい真実を徹底的に調べ上げているのである。どうか安心して読んで頂きい。